New York Soho、Mercer Streetにある
The Mercer Hotelについて。
スタイリッシュで結構いい値段するホテルではあるが、
フォーマルな格好をしなくても全く構わない。
下町好きには堪らないロケーションである。
Sohoは昔と違っておのぼりさんの観光地みたいになってしまったが、
それでもvillageやNolita, China Townなど散歩で行けて、
地下鉄の駅も近いので、荷物置いたり、着替えたりしに帰るのにすごく便利。
ネットでひいてもあまり内装についてコメントがないので書いておく。
NYは総じてホテル代がばか高いので、ここも
最低一晩400ドル弱かかる。
部屋は狭く、パスタブがない部屋もあるので、
広さやバスを望むならもっと高い部屋にしないとだめ。
ただし天井が高く、窓が大きいので人が2人ぐらい訪ねてきてもさほど狭さは感じない。
ちなみにバスがないとこは、マッサージシャワーと
スプレイシャワーの2個が向かい合わせについている。それはそれで気持ちいい。
ドアマンが顔を覚えるのは当然としても、ホテルマン全般の態度はよく、
適度に親切。インテリアはミニマルで機能的。
無線高速インターネットが部屋でチャージなしで使用可能。
コンピュータもって来てなければ、お金出して借りることもできるが、
ロビーの横に小部屋があり居心地のいいカウチとコンピュータが置いてあり、
空いていればいくらでも無料で使用可能。
写真のように
カウチとテーブルがしつらえてあり、
これはお茶のみながらノートPCで作業するにも、
訪問者と語りあうにも心地いい。
バスをつぶしてもこれがしつらえてあるわけだ。
スタイリッシュなドアにスタイリッシュなドアサイン。
赤には「Another Time」、緑には「Yes Please」とプリントしてあり、
表裏一体で磁石になっている。要するに赤が’Don't Disturb'ってわけだ。
これをドアの外に張っておけばOK.
(写真では文字がはっきり写ってないけど)
アメニティは
Face Stockholmのシャンプー、ヘアコンディショナー、ボディクリームがたっぷりボトルでおいてあるのと、綿棒、コットン、
コンドーム2個(!)、などなど。
CDとビデオは部屋にプレイヤーがあるのでライブラリーから借りたり、
買ってきたものを楽しむことが可能。テレビゲームやボードゲームも借りられる。
棚にいろーんなものが入ってて(新品のCDまで)、
開けた物を支払う方式。
冷蔵庫も同様。(これはどこのホテルも一緒だ)
セーフティボックスはどこのホテルでもあるやつ。
TVは大抵のものが観られるが、ちなみに日本語のチャンネルはない。
NYにハリウッドのスターとか西海岸在住のセレブが来たとき、
よく滞在するホテルだそうで、いつも誰かしら泊まってるらしい。
ハリソン・フォードとかデニス・クエイドとか、
いても普通のおじさんってかんじで気が付かないって話。
大体、それに加えてアメリカのTV界の人なんて会ってもわからない。
夜はテレビの上、ベッドサイドにしつらえてある蝋燭を灯しておいてくれる。
ほのかに香料が漂う。
ちなみにジムやプールはホテル内にはないが、
近くにホテル滞在者が特別使えるような施設があり手配してくれるそうだ。
居心地いいホテル。
こんなに高くなければ、住んじゃいたいホテルだ。
ただし、クラシカルな豪華さやだだっぴろさ、館内での娯楽、低価格、沢山の日本人客、ヨーロッパ風のサービスを求めるなら、他のホテルにしたほうがいい。