NYのLincoln Centerの程近く、コロンパスサークルの目の前にTime-Warnerの立派なビルディングが最近できて話題を呼んでいる。その中にこの10月下旬から「
Jazz at Lincoln Center」というコンセプトで大小のホールとその他教育プログラム、ジャズの殿堂の部屋、レコーディングスタジオがオープンする。ウィントン・マルサリスが総責任者である。9月下旬にNYに行った際、ちょっとのぞいてきた。
大ホールのステージの奥側には3回建てのバルコニーが組んであり、テーブルと椅子があって、まるでジャズクラブにいるかのような気分で観ることもできる。舞台の中にせり上がりもあっていろいろな趣向でのコンサートが可能だとのこと。
小ホールは階段教室状になっていて、木の葉形のステージの向こう側のガラスを通してコロンバスサークルや景観がよく見える。夜景も格別だろう。また、Dizzy's Clubと名づけられたカーブが美しいサロンも準備されており、小規模の演奏を楽しめるようになっている。
10月21日からオープンとのことで9月終わりの時点では準備でおおわらわだった。水漏れだとかいろいろトラブルがあったようだが、きっと間に合うことだろう。