Excite エキサイト:社会ニュース北の湖は私にとって小学生の時からの長年のアイドル。級友が芸能人の「トシちゃん」を騒ぐなか、私にとっての「トシちゃん」は北の湖でしかなかった。最近横綱審議会の無料公開に行ったときも土俵より北の湖の動向を注視していたほどなのだ。彼は上野のパンダより動かない。表情もほとんど変えない。そしてほんの一瞬相好を崩したり、人間らしい素振りが垣間見えるのがなんとチャーミングなことか。まあ、彼の往年の相撲の美しさ、横綱のあり方の見事さは今なお色あせない。彼の親戚にあたる人や知ってる人に聞いても非常に礼儀正しい人格者という話しか聞こえてこなかった。彼に限ってこんな野暮なことをしでかすなんてちょっと想像を超えてる。13歳から相撲の世界にいるし、飲んで多少羽目をはずすことはあるだろうが、やはり相手の人がなにかしら仕掛けたか、はめる気でなにかしたのではないかと思いたい。これで相手が水商売だったら、こんなことで警察沙汰にしたり話を大きくするなんて、プロ失格だ。遊びにいったところが悪かった、というのがせめてものなぐさめの言葉だ。むかしからあまりの強さに、一挙手一投足をねちねち攻撃されることが多く、今もなにかあればメディアがたたいてきたのでこういう話はまず斜に構えて見てしまう。真偽はどっちにせよ、こんなくだらないことで評判を落とすなんて馬鹿馬鹿しいことだ。やっぱり中卒の、脳みそまで脂肪男でしかなかったのかー。相撲協会の仕事の本分になお一層集中して頑張っていただきたいものだ。頑張れ、北の湖!