あまりに美容に疎いわたしであるが、
ツボに入る商品に出会うと
ほかを試す機会も持たないため、
ずーっと気にいったまま使い続けるのが常である。
10年ぐらい前に、
気軽に某有名国内メーカーの洗顔剤やシャンプーの試供品を使って、
ものすごい光線過敏性の発疹をおこしたことでさらにその傾向に拍車がかかった。
アレルギー体質とは思っていなかっただけに衝撃的だった。
そうやって同じ商品を律儀に使っていると、
突然お別れしなくてはいけなくなることが多い。
メーカーは売れて何ぼの世界なので、
どんなに私が気に入って長く使ってても、
なんの断りもなしに販売中止にしたりする。
(まあ断りようもあるまいが。)
抗議しても屁の河童である。
昔使ってた洗顔剤もそうだったし、タンポンもそうだった。
NYで使って気に入った
Face Stockholmのシャンプー・リンスは
こちらに店がないので入手できず自分で自分の首を絞めてたりする。
このところすごく愛してた
Neutrogenaの「
Moisture Boosting Body Wash」,
とうとうこれともお別れのようだ。
これはほんとに優れもので、エステ無縁のわたしでも、
入浴で体をただ洗うだけでスベスベ、
つるつるになってしまってたのだ。
勝負下着より、触り心地のよい肌。
去年からもすでに店頭でみかけなくなってたが、
いよいよサイトでも消滅。
念のためメールで確かめたところ、販売中止になったと。
これの替わりになる商品は特にないとのニベない返事。
(もちろん効力の違う他の商品を勧めてくれた)
低刺激でありながらこんなすぐれもの、
またみつかるんだろうかと思うとホントに憂鬱。
まあ、こんなこともあろうかと、
実はまだ10本ぐらい在庫持ってるんだけど。
この危機管理能力の高さ、他のことに使いたいもんだ。
春といえば、
まず桜、
今年は忙しくて日中晴天の中でゆっくり桜見物することができなかった。
散る散るといわれていながら、まだ都内に残る桜。
そして旬の食べ物。
葉山の葉むらのふきのとう、筍、、、写真はほかにホタテと蟹。
(うにはまだシーズンじゃないけどうに海苔巻きも。)
やっとこれから私の好きなシーズンがやってくる。
なにをおいても「夏」が最高。
歌と違って、多忙な正月は全然待ち遠しくないが、
指折り数えちゃうよ、早く夏にならないかな。
外国語を習得し、話すのに障害となる点を挙げてみる。
・多くの外国語の語順は、主語、述語、目的語、(補語)であるのに対し、
日本語では述語が一番最後にくる。
そのため生粋の日本人の思考過程として、
述語を考えずに話しはじめ、後付で述語をつけても
十分会話として成り立ってしまうことにあまりにも慣れている。
それだから外国語を話すとき、
文の最初のほうに述語を用意するのに手間取ってしまう。
・ドイツ語、ロシア語、フランス語、スペイン語、イタリア語などでは
名詞にいちいち性がある。
これらは理屈では割り切れないわけで、
自然と使って覚えるのが最良だろうが、
いかんせん量が多すぎる。
・語学習得に天才的な才能を発揮する人をみると、
すごいのは自国語に翻訳せずに習得すること。
訳がわからくてもイライラせずに忍耐強く、連想ゲームばりに
想像を働かせてジェスチャーや絵などで単語や表現を理解し、
そのまままるごと覚えてしまう。
たしかに習得するのには時間がかかるが、
習得すれば外国語→自国語→外国語という翻訳プロセスを経ないため
スムーズにoutputできるというものだ。
しかし、普通の人間にはこういった忍耐もimaginationもないので
途中でいらいらして放り出したくなる。
・よもや一対一でのコミュニケーションが
ヨチヨチできるようになっても、
自国語と同等のインテリジェンスを保って
外国語を話すのは別問題である。
これには相当の訓練が必要である。
話しながら「馬鹿そうな言い回しだよなあ」と思ってしまうと
話す気が失せがちである。
現に「馬鹿」扱いされることもあったりして不本意なものである。
・またnative speaker大人数の中で
彼らの会話のスピードを落とさずに割ってはいるのは至難の業である。
だからといっていいたいことがあるのに口が不自由なために
発言しないのも癪だし、発言するといってもうまく表現できないしで、
ひどいストレスである。
かくして、native でないものにとって外国語を習得するのは難しい。
東京も大都市であるが、水商売やblue workerでない外国人は少なく、
まだまだ近くに各種native speakerが揃うような環境ではない。
習うことなしに日常生活で外国語を学ぶ機会は得にくいのが実情である。
このところ立て続けに焼肉。
まずはネットで有名な
「鶯谷園」。
夜2時まで営業しているというが、
場所柄か(パチンコ、ラブホ、風俗)11時ごろでも繁盛してる。
さすがに9時以降となれば予約なくてもすぐ案内される。
ただ入り口の人の客あしらいが悪くてやなかんじ。
風俗嬢だと思われてたかなー(笑)
ここの肉は良質で安いと定評がある。肉はいいんだけどねえ、タレに難あり。
ヒレはおろしポン酢で食べる。これは美味しい。これで1,600円。
カルビは並でも立派なもの(↑)。900円。
左が特上ランプ(1300円)、右が特上ロース(1200円)、
噂に聞いた通りすべての肉が良質、
サシが適度に入ってて臭みがなくて美味しい。
上タン塩(いまどき1200円)には梅だれがでるが、
すでに塩ダレに漬け込んであってそれだけでしょっぱいから、
あとはレモンだけで十分かも。(レモン汁で洗うってのもあるぞ)
とにかく、総じてたれの味が濃いので、しょっぱいしょっぱい。
もっと塩気がなければ最高なんだけど。
食べる側に工夫の余地あり。
キムチはあんまり大したことないし、ナムルも普通。
これらは浅草の焼肉やのほうが上。
ユッケジャンスープは辛さマイルドでいまいち。副菜には期待できない。
肉だけ食うんでOK。
あとはよくメトロ無料紙に広告出してる元若乃花の経営してる
「66亭」。
和牛づくし 300g 3900円を食べに行ってみた。
サーロイン、カイノミはおいしいし割安だが、
ハラミ、カルビはよくなかった。臭みがあるし小さいし。
ほんとに全部A-5なのかなあ。肉単品は割高だからパスした。
キムチは水っぽくてまずい。ユッケもそれなりだが和風アレンジかな。
韓国料理系の副菜メニュは期待しないほうがいい。
えび焼きさつま揚げは美味しかった。けど和食だろー。
肉の量とわさび、ゆず胡椒、醤をつけてシンプルに食べれるのはよい。
あー、大阪のアジヨシみたいに
いい肉を安価でシンプルに塩、赤胡椒、レモンで食べたいなあ。
理想はアジヨシの食べさせ方で、和牛のいいところを安価で、
王十里のミノ、ホルモン、
浅草の焼肉屋(本とさやほか)レベルのサイドメニュー、ってのが
一つのところで食べられることなんだけど。ないよな。
家庭的な雰囲気で居心地がよく、普通に美味しい。
場所柄、白人客が半数以上を占める店である。
気に入っているのは鶏のファヒータ。写真はスパイシーなバージョン。
Tortillaはコーン製か小麦粉製を選ぶ。
ワカモレやビーンズなど付け合せがついて1680円。
ちなみにピクルスはテーブルに備えてあって食べ放題。